ASCA30周年「架け橋の役割(現在)」ページを公開
この30年間で翻訳の仕方が大きく変化。Windows 95の誕生と普及、電子辞書、検索機能の精度向上により、翻訳に欠かせなかった専門辞書の購入や、図書館に足を運んで調べ物をする時間と手間が削減されました。その後、翻訳支援(CAT)ツール、ニューラルMTの登場など、IT技術の進化で翻訳の仕方も進化し、その流れを第一弾、「ありがとう30年(過去)」のページで紹介しました。
第二弾は「架け橋の役割(現在)」ページです。
トップに対談記事として「テクノロジーで新しい翻訳の価値を創造する」を紹介。
弊社のMT技術を支えてくれる日本特許翻訳の本間社長と、翻訳支援ツールであるmemoQの三浦さん、ASCAのMT開発担当である早川が意見交換しました。
CAT、MTの次に来るLLM技術の進化がこれからの翻訳にどう影響を与えるか。LLMが人間の仕事を代替する時代がくるかも、と記事では紹介しています。
LLMがポストエディットできるようになれば、今まで以上の納期短縮が実現するかもしれません。また、今まで翻訳対象にならなかった文書や、ライティングによるドキュメント作成への広がりも含め、翻訳というサービスの新しい価値の創出が可能になります。
「現在」のページではありますが、「未来」への扉が開きました。
「クライアント」編では、2社へのインタビュー記事を掲載。
・機械翻訳で翻訳業務を進化させる:中外製薬株式会社様
・人とAIがともに育つ:SMPアソシエ株式会社様
より早く(速く)、より正確に、を目指して取り組んでおられる事例を紹介しています。
「パートナー」編では、ASCAの品質を支えてくれるパートナーの皆様と座談会を行い、記事にまとめました。「CAT Tool+MT」の活用についての3パートです。
・Part 1は翻訳プロセスの変化について
・Part 2はプロセスの中での「工夫」と機械と人との役割分担について
・Part 3は「こんなふうになったらいいな」について。
最後は「社員」編。ASCA社員が働く上で大切にしている価値観が「ASCA Core Value(コアバリュー)」です。“未来志向”、“学ぶ姿勢”、“何とかしますの解決力”、“さすがと言われるサービス”、“多様性”、などに絡んだ新人からベテランまでの想いや取り組みを紹介しています。
「History」も3か月分更新。
年末には「未来」のページを更新する予定です。
これからもASCAは進化し続けます。こうご期待。