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ASCA Blog

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記事一覧

明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは:ASCA30周年

今年の桜の開花は少し遅かれ、ソメイヨシノに加えて枝垂れも咲き出したので、本格的な春の到来と4月からの新しい期のスタートを艶やかに祝ってくれている。 私は大の桜好き。生まれたのも、会社をスタートしたのもこの桜の季節である。爛漫の桜はもちろんであるが、咲き出したころ、そして静かに散る桜も素敵だ。松岡修造さんがどこかで、「桜はな、この一年のこの時のために全てを出してるから美しいんだ」と言われていて、まさに、と思っている。ずっと咲く準備をし、咲いたらあっという間に散ってしまう。押し

社員研修で「くすりミュージアム」を見学しました!

3月に入社した新メンバーの研修も兼ねて、東京都中央区日本橋にある「Daiichi Sankyo くすりミュージアム」を見学しました! 体験型の博物館で、薬について学ぶ株式会社アスカコーポレーション(以下、ASCA)では、新たなメンバーが入ると薬に関する博物館を見学し、医薬品の開発について学びます。 東京支店では、Daiichi Sankyo くすりミュージアムを見学することが恒例です。今年は3月入社のメンバー2人に加え、希望者を募り合計6名で訪問しました。 医薬品について

今年もやります忘年会!-パートナー様に1年の感謝を込めて-(オンライン・リアル開催)

こんにちは! ソリューション事業部の村田です! 今年1年は皆様にとってどんな1年だったでしょうか? ASCAでは、パートナー様に日頃の感謝を込めて、忘年会を今年も実施することとなりました! 今年も、オンラインとリアルで実施します。 普段はメールや電話などでしか会話することができないパートナーの方も多いので、この機会にぜひお話ができればと思っています! 「Beyond the border -みんなで繋がるASCA忘年会-」 外出や面会の規制も緩和されてきたこともあり

10数年ぶりに復帰できる会社です! -ASCA新入社員紹介 -

初めまして、11月に入社しましたR.Igarashiです。 以前にもASCAで働いており、10数年ぶりに戻ってきた新入社員です。 美味しいもの食べること、音楽、スポーツ(運動音痴なのでもっぱら観戦)が好きです。 >なぜまたASCAに?前職のコロナ罹患者の健康相談窓口には、体調相談と併せて、処方薬や抗ウイルス薬などに関する相談が数多く寄せられていました。 薬の服用や副作用への心配がある一方で、特に抗ウイウルス薬の処方を熱烈に希望される声も多くあり、医薬品の重要性と報道を

翻訳祭(オンライン)に初参加して

こんにちは。プロジェクトコーディネーターのMです。 翻訳祭オンラインが開催され、興味深いテーマの講演が多数開かれておりました。 その中で、最終日に聴講したテーマについてご紹介したいと思います。 セミナータイトルPC&Webを活用してChatGPTを徹底解説!世界最高水準のAI技法を習得し至極のテクニックを入手(スポンサーセミナー) プレゼンター 冨田 淳二氏(株式会社サン・フレア サン・フレア アカデミー講師、翻訳・教育コンサルタント) 概要ChatGPTをあらゆるシー

翻訳祭に参加して

こんにちは。プロジェクトコーディネーターのWです。 本日最終日を迎える翻訳祭ですが、 先月末に行われた4年ぶりの会場開催に初めて参加してきました。 普段なかなか触れ合う機会の少ない 異なる分野で活躍される翻訳者さんとの交流や、 多様なテーマを扱ったセミナーはコーディネーターとして学びを得ることが多かったです。 その中で聴講したセミナーをご紹介します。 翻訳チェックをしよう。 【プレゼンター】産業翻訳者(英和・和英) WildLight開発者 齊藤 貴昭氏 【概要】 「

第32回翻訳祭ルポ【その2】

こんにちは!翻訳コーディネーターのMです。 現在オンラインでも開催中の第32回翻訳祭。 10月27日(金)に行われた現地会場開催参加してきました! 翻訳祭に初めて足を運んだ感想を、少しでもお届けできればと思います。 オンラインと異なるラインナップのセミナー 現地で開催されたセミナーは、オンラインのものとはまた違ったラインナップでした。 アーカイブで配信されてるものもありますが、中には当日限定の講演もありました。 その中で、私が参加したものをご紹介します。 「日本語翻訳

翻訳者・社会人の健康管理の基本は“自分ファースト”! :JTF関西セミナーより

新年1月12日、「自分の心身を自分で守ろう!フリーランス翻訳者のための健康管理術」と題し、「第3回JTF関西セミナー」が開催された。翻訳者と翻訳会社社員のための健康管理術について、熊本大学大学院生命科学研究部 神経精神医学講座 准教授 朴秀賢先生から、女性ホルモンと女性の健康について、一般社団法人SRHR Japan代表(SRHR:Sexual and Reproductive Health and Rights)、NPO法人女性医療ネットワーク副理事長、京都大学医学部附属病

ASCA図書館①~シブヤで目覚めて~

ASCAでは、社員同士で自由におすすめの本を紹介しあう「ASCA図書館」という文化があります。ジャンルはビジネス書~小説、マンガまで何でもござれ。今回は、その中から、チェコ人作家アンナ・ツィマのデビュー作『シブヤで目覚めて』をご紹介します。 アンナ・ツィマ作、阿部賢一、須藤輝彦訳『シブヤで目覚めて』、2021年、河出書房新社 この物語の舞台はチェコのプラハと日本の東京。村上春樹や三船敏郎が大好きな主人公のヤナは日本への憧れからプラハの大学で日本文学を専攻し…というところま

ASCAのパートナーさんは未来志向!

ASCAのパートナーさんにMTやCATツールの利用状況についてアンケート形式で聞いてみた。「MTを導入することで翻訳時間が短縮したか」という問いに対して80%の人が「した」と答え、次の仕事に時間を当てたり、翻訳以外の時間に当てることができた、など業務効率の向上が確認できた。「短縮しなかった」と答えた20%の人は、作業短縮するには、用語集・TMの充実やスキルアップがポイントになるなどと答え、決してネガティブには取っていないように感じられた。 「機械翻訳の導入により、心理的、作

第1回ASCA Academy パートナー勉強会 専門知識編※開催終了

ASCAは「実力のあるパートナーとの連携」を重視し、 「強み」にも上げ、様々な取り組みを行っています。 今回はそんな取り組みの一部をご紹介します。 そもそもパートナーって? ASCAで活躍されている翻訳者さん、ライターさん、チェッカーの方々、 DTPオペレーターの方々を、ともに成長していける方という意味を込めて 社員は「パートナー」と呼んでいます。 フリーランスでありながら、共に成長し、一緒に成果を作っていただく方々です。 高度な知識とスピードが求められる分野で活躍する

桜散る、坂本龍一が舞ってしまった

桜の花びらが舞う4月2日、坂本龍一の訃報は、言葉にならない悲しいニュースだった。桜散る、そして彼は舞ってしまった。 昨年のASCAのクリスマス忘年会で、音楽療法されているプロのピアニストに「戦場のメリークリスマス」の主題歌を生演奏いただき、参加者皆の心に響いた。大島渚監督の映画で、メインテーマ「Merry Christmas Mr. Lawrence」は今なお弾き継がれる代表曲である。もともと俳優にとして出演してほしいと依頼され、音楽を担当させてもらうことが条件だったという

製薬会社出身、薬学博士、そして医薬専門の翻訳会社のアドバイザー -上條 猛-

今回は製薬企業での研究開発経験のある弊社アドバイザー、上條猛さんにインタビューを行いました! 薬剤師の家系上條さんはASCAに入られる前は製薬会社にお勤めで、薬学博士もお持ちですが、どういった経緯で製薬、薬学に興味を持たれたのでしょうか。 実家が薬局だったんです。父親も母親も兄も薬剤師で、実は両親の実家も薬局で。そういった環境に育ったので、薬学に行くことしか考えていなかったですね。ついでですが、家内と息子も薬剤師なんです。 薬剤師の家系だったんですね。ということは当初は

AAASのパブリッシャー、Bill Moranが来日しました!

AAAS(米国科学振興協会)のパブリッシャー、Bill Moranが来日し、アスカコーポレーションの東京支店で会議をしました。 ASCAは1997年からScienceの翻訳を担当し、現在では日本の広告代理店でもあります。 Bill Moranとのミーティングでは、Science Cafeの成果や広告ビジネスの実績・今年の見通しなどだけでなく、投稿する人が投稿費を払い、読者は無料で論文が読める、というオープンアクセス(OA)の世界状況や課題についても話題にもおよびました。