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【終了しました】第44回 Science Cafe ネプリライシン活性制御メカニズムに基づくアルツハイマー病予防法へのアプローチ ―ドーパミンによるアミロイドβ分解機構の発見―


Science Cafeの概要

Science Café はScienceまたは姉妹誌に研究論文等投稿が掲載された日本研究者の方にZoom Webinarによるライブ配信にて講演して頂くイベントです。

研究内容の解説に加え、研究にまつわるエピソード、社会に与える影響や提言を交えてお話して頂きます。Q&Aセッションも設けております。参加は無料です。

日  時:2024年10月15日(火)14:00~14:40(予定)
演  題:ネプリライシン活性制御メカニズムに基づくアルツハイマー病予防法へのアプローチ  ― ドーパミンによるアミロイドβ分解機構の発見 ―
演  者:綿村 直人先生
理化学研究所 脳神経科学研究センター 神経老化制御研究チーム 客員研究員
University College London​, UK Dementia Research Institute, Research Fellow

概要:アルツハイマー病はアミロイドβの蓄積によって引き起こされる神経変性疾患の一つである。これまでに、我々はアミロイドβの分解機構について研究を進め、ネプリライシンが、脳内の主要な分解酵素であることを同定した。最近、ドーパミンがネプリライシンの活性・発現制御に関与していることを明らかにし、パーキンソン病治療薬として用いられているレボドパがアルツハイマー病の予防に有用であることが示唆された。本講演では、ネプリライシンの発見から脳内の活性制御メカニズムまで幅広く概説し、今後のアルツハイマー病予防・治療薬の開発を展望したい。

掲載号:The dopaminergic system promotes neprilysin-mediated degradation of amyloid-β in the brain | Science Signaling
Science Signaling 2024年8月6日号
Science Signaling 6 Aug 2024 Vol 17, Issue 848 
DOI: 10.1126/scisignal.adk1822


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