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memoQ Day Tokyo 2024参加リポート

2024年10月4日(金)に東京都港区でmemoQ主催のイベントである「memoQ Day Tokyo 2024」が開催され、memoQを導入している我々株式会社アスカコーポレーション(以下、ASCA)のメンバーも参加しました!

会場の田町グランパークカンファレンスには、多くの翻訳会社や個人翻訳者が集結し、非常に活気に溢れたイベントでした。

当日のプログラム

memoQとは?

memoQ
memoQは、企業や言語サービスプロバイダー、翻訳者に合わせた、柔軟性の高い翻訳およびローカライゼーション管理のソリューションを提供しています。

memoQ | Translation and Localization Management Solutions

冒頭、memoQについて概要の紹介がありました。
memoQを使って翻訳をすることにより、用語集(TermBase)はもちろん、文章単位の登録(Translation Memory)を活用した翻訳を行うことにより、より翻訳を効率的に行えるという説明があり、今後はそれらの機能に加えて生成AIを活用した機能も搭載予定であるという紹介がありました。

memoQ Translation Technologies Ltd. Senior Sales Managerの三浦 陽 氏

生成 AI ベースの新しい翻訳技術:AGT(Adaptive Generative Translation)

AGTとは、翻訳原稿(ソーステキスト)と翻訳メモリ/ライブ文書のファジーマッチ、用語集ヒットをmemoQからAGTへ送信し、AGTから大規模言語モデルのプロンプトをLLMに送信 。LLMよりターゲットテキストを生成し、AGTを介してmemoQへ戻すという仕組みです。

ASCAが提供する医学・医薬特化のAI翻訳プラットフォーム「AIKO SciLingual」においても、10月のアップデートで生成AI翻訳エンジンが追加され、また翻訳メモリを学習して訳文が変化する翻訳エンジンも搭載されました。memoQにおいても生成AIを活用した機能の追加があるとのことで、翻訳業界において生成AIは欠かせないトレンドであると改めて感じました。

また、memoQはAPI接続やオンプレミスなど、様々な形での利用が可能であり、ローカライズにおいて非常に使いやすいサービスであるという紹介もされました。
ASCAもオンプレミス経由でmemoQを利用しています。

memoQ Translation Technologies Ltd.のMr. Santiago de Miguel

翻訳者におすすめの機能の紹介

翻訳者におすすめの機能の紹介もありました。
「フォント置換」や「QA機能」など、非常に多機能なmemoQの機能の中から、特に「すぐに生産性アップ」する機能の数々が紹介されていました。

memoQ Translation Technologies Ltd. Solution Engineerの糸目 慈樹 氏

どのようなおすすめ機能が紹介されていたかは、memoQ Day Osakaでも紹介されるかと思いますので、是非ご参加してみてはいかがでしょうか。

memoQ Day Osaka :https://goworkship.com/event/164968/

関連URL

memoQ×日本特許翻訳×ASCAの対談記事は下記より

memoQ HP

ASCA HP