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ヒロハノマンテマの巨大Y染色体における急速でダイナミックな進化 - 赤木 剛士 先生
サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します
ヒロハノマンテマの巨大Y染色体における急速でダイナミックな進化
Rapid and dynamic evolution of a giant Y chromosome in Silene latifolia
ヒロハノマンテマは1923年に植物では初めて性染色体が発見された種であり、100年以上に渡って世界中でこの植物種の巨大Y染色体の研究が続けられていました。今回の研究ではヒロハノマンテマとその近縁種群における高精度全ゲノム解読を行い、短期間のうちに巨大なY染色体が構成される進化過程の全容を明らかにすることに成功しました。
赤木 剛士