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製薬会社出身、薬学博士、そして医薬専門の翻訳会社のアドバイザー -上條 猛-

今回は製薬企業での研究開発経験のある弊社アドバイザー、上條猛さんにインタビューを行いました!

上條さん

薬剤師の家系

上條さんはASCAに入られる前は製薬会社にお勤めで、薬学博士もお持ちですが、どういった経緯で製薬、薬学に興味を持たれたのでしょうか。

実家が薬局だったんです。父親も母親も兄も薬剤師で、実は両親の実家も薬局で。そういった環境に育ったので、薬学に行くことしか考えていなかったですね。ついでですが、家内と息子も薬剤師なんです。

薬剤師の家系だったんですね。ということは当初は実家を継ぐこととも考えていたかと思うのですが、どうして製薬会社に入社されたのでしょうか。

最初は薬剤師を目指していたのですが、大学で、実験などをしていくうちに研究が楽しくなったんですよね。兄が薬局を継いだこともあり、製薬会社に就職しました。

製薬会社では幅広く業務を経験

ということは、製薬会社では研究職をされていたのでしょうか。

はい。研究職として入社しました。製薬会社では本当にいろいろな経験をしました。安全性や創薬の薬理実験を行ったり、某大学医学部派遣時は急性心不全モデルを使った研究に没頭しました。臨床開発時代は臨床試験と申請も担当、学術の仕事にも関わることができ、医薬品開発について幅広く勉強することができました。

その幅広く関わったものの一つが翻訳だったわけですね。

そうなりますね。たまたま翻訳グループのポストが空いていて、英語で仕事をする機会も多かったという経緯もあって、翻訳グループに転属。
そして、そこでASCAを知りました。

今ASCAでやりたいこと

では、最後に今ASCAでやりたいことを教えていただけますか。

初めて関わったときと比べ、ASCAの専門性は大きく上がりました。
でも、きっと「質問したくてもなかなか質問しづらい疑問」があると思うんですよね。なので、今やりたいこととしては製薬会社で医薬品開発に携わってきた経験を活かし、ASCAの社員の日々の業務の中で湧いてきた製薬に関する疑問を解消できれば良いな、と思っています。
また、疑問を解消できたことで、「薬」って面白い、「翻訳」って奥が深いって思ってもらえたら嬉しいです。

話し手:アドバイザー         上條 猛
訊き手:ソリューション事業部 営業  古谷 慶之

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