Webinar(ウェビナー)のご紹介
企業、大学、研究機関、またはご指定の研究についての学術・教育的セッションをScienceが主催し、Science Webサイトからプレゼンテーション形式で発信します。Science が対象を絞って募集をかけ、世界中の研究者・科学者が視聴します。モデレーターはScienceエディターが務め、録画をオンデマンドで見ることも可能です。
Science webサイト:
https://www.sciencemag.org/custom-publishing/webinars
資料請求は下記Formsよりお願いします。
Science Webinars - Japan ウェビナー事例(2018年5月以降)
2023年8月23日 Noster株式会社様提供
免疫系は微生物病原体に対する体の最高の防衛線ですが、一部の微生物は敵ではなく友人として扱われます。微生物による人体のコロニー形成は、新生児の発達中の免疫系と代謝の健康にとって重要であり、このプロセスは長期的な健康にも影響を与える可能性があります。
科学者たちは、過敏性腸疾患から小児急性発症神経精神症候群に至るまでの疾患を予防および治療するために、マイクロバイオームを標的とする介入に向けて取り組んでいます。
話し手:
Sara Clasen, Ph.D., Max Planck Institute for Biology, Tübingen, Germany
Juliette C. Madan, M.D., M.S., Geisel School of Medicine at Dartmouth, Hanover, NH
2023年7月12日 Noster株式会社様提供
Minding microbial metabolites: The molecular link between gut bacteria and human health
人間の腸内の微生物は健康の鍵ですが、そこで微生物が正確に何をするかは、ほとんど未踏のフロンティアのままです。科学者たちは、腸内微生物分子が他の微生物や宿主生物にどのように影響するかをマッピングし始めています。
このウェビナーでは、腸内微生物科学者が、微生物が腸内で食物由来の代謝物を処理し、代謝性疾患のリスクに影響を与える他の分子に変える方法について2つの話をします。
話し手:
Jun Kunisawa, Ph.D., NIBIOHN Osaka, Japan
Federico E. Rey, Ph.D., University of Wisconsin, Madison, WI
2022年8月16日 Noster株式会社様提供
Tiny influencers with outsized impacts: Unraveling how microbiomes modulate our health
人間は何千年もの間微生物と密接に接触して進化してきたことを考慮すると、私たちの健康と幸福の特定の側面を微生物に依存するようになったのは理にかなっています。すべてのバクテリア、ウイルス、その他の微生物を環境から取り除く必要があるという考えは、今では完全に時代遅れです。
このウェビナーでは、私たちの微生物叢がどのように通信し、さらには内部シグナル伝達経路を制御してあらゆる種類の生化学的相互作用に影響を与えるかの例を専門家の講演者が共有します。
話し手:
Rob Knight, Ph.D., University of California, San Diego, San Diego, CA
Jennifer Hampton Hill, Ph.D., University of Utah, Salt Lake City, Salt Lake City, UT
2022年4月27日 Noster株式会社様提供
技術と実験の最近の進歩により、人間のマイクロバイオームの視野が大幅に拡大しました。研究者たちは、私たちの健康と幸福が、私たちの体内に生息する微生物とどれほど深く絡み合っているかを発見しています。
ドナー個人からの糞便サンプルを移植すると、レシピエントの健康に影響を与える可能性があるという証拠も増えています。このウェビナーでは、マイクロバイオームを操作することの潜在的に健康的な影響を調べる最新の研究のいくつかを探ります。
話し手:
Amedeo Amedei, Ph.D., University of Florence, Florence, Italy
Jonathan Swann, Ph.D., University of Southampton, Southampton, UK
2022年3月9日 早稲田大学様提供
Personal AI-based robots as lifetime human companions
ロボットやその他の自動化デバイスはますます私たちの日常生活の一部になりつつあります。このウェビナーでは、ロボット工学と人工知能(AI)の専門家3人を招待し、次世代のロボットがより独立し、柔軟性があり、インタラクティブで、役立つようにするために、特にソフトウェアにおいてどのような進歩が必要かを考察します。
話し手:
Tetsuya Ogata, D.Eng., Waseda University, Tokyo, Japan
Shigeki Sugano, D.Eng., Waseda University, Tokyo, Japan
Sethu Vijayakumar, Ph.D., The Alan Turing Institute London, UK
2021年9月1日 Noster株式会社様提供
第2回Noster Science Microbiome Prizeの受賞者を招き、microbiome (腸内細菌叢)によって放出される代謝物が神経学的な健康や疾患に与える影響についてお話しいただきます。筋萎縮性側索硬化症(ALS)などの特定の神経変性疾患や、うつ病や不安神経症などの精神障害におけるmicrobiomeの重要性を示すデータなど、腸と脳の間の動的なつながりに関する研究についての最新の研究成果の紹介です。
話し手:
Jane Foster, Ph.D., McMaster University, Hamiliton, Ontario, Canada
Eran Blacher, Ph.D., Stanford University, Stanford, CA
2021年7月21日 APB株式会社様提供
Powering the future: Challenges and opportunities in creating next-generation battery technologies
デジタル技術は、過去数十年で驚異的なペースで進歩しました。毎秒大量の情報が収集および分析されています。自律型電気自動車はまもなく世界中の何百万もの私道に駐車される予定です。これらのデータ集約型テクノロジーはすべて、一定の電源を必要とし、バッテリーに依存します。ただ、ほとんどのデバイスはリチウムイオンバッテリーを使用していていますが、希少であり、採掘は環境に悪影響を及ぼします。その上、火災や爆発を引き起こす可能性があり、リサイクルも困難です。再生可能エネルギー資源、電気輸送、接続されたモノのインターネットを統合する、待望の将来の統合エネルギープラットフォームを作成するバッテリー技術の新しいソリューションをこのWebinarで紹介。現在の課題をどのように克服できるか、より良く、より環境に優しく、完全に相互接続された世界を構築するためにバッテリー技術の将来がどうなるかを探ります。
話し手:
Jun Murai, Ph.D., Keio University, Tokyo, Japan
Hideaki Horie, Ph.D., Keio University and APB Corporation, Tokyo, Japan
2021年3月3日 早稲田大学様提供
Transitioning humanoid robots from laboratory to home: From 3D printing to AI-driven computation
高齢化社会では、多くの高齢者をケアし、サポートするための革新的なソリューションが求められています。遠隔医療診断支援や清掃・介護など、介護の負担をロボットに引き継がせるために画期的な方法が開発されました。一つは、3D印刷を使用してロボットを迅速かつ安価に構築する機能、もう一つは、人間の相互作用に対するリアルタイムの応答を可能にする詳細な予測学習と迅速で環境に優しい計算が可能な人工知能ソフトウェアの組み合わせです。このセミナーでは、ユーザーの安全を確保し、有能で効果的なロボットコンパニオン技術を紹介します。
話し手:
Hironori Kasahara, Ph.D., Waseda University, Tokyo, Japan
Shinjiro Umezu, Ph.D., Waseda University, Tokyo, Japan
2021年1月13日 Noster株式会社様提供
What our microbiomes can (and must) teach us about our health and disease
腸管や皮膚に常在する微生物と宿主であるヒトとの共生関係は私たちの健康的な成長や病気への耐性、感染への反応に影響を与える可能性があります。ヒトの健康においてMicrobiome(微生物叢)が果たす役割を探ります。第1回Noster & Science Microbiome Prizeのグランプリ受賞者と、この分野の世界的トップ科学者、J. Gordon博士とのセッションです。
話し手:
Jeffrey I. Gordon, M.D., Washington University School of Medicine, St. Louis, MO
Oliver Harrison, Ph.D. Benaroya Research Institute, Seattle, WA, U.S.A
2020年7月1日 Noster株式会社様提供
Your microbiota and you: Exploring the host-microbiome relationship in health and disease
ヒトの健康と病気において腸内細菌叢が果たす役割を特定するためのアプローチを探り、宿主と腸内細菌叢の相互作用のメカニズムを明らかにするため方法、腸管IgA抗体による腸内細菌制御機構の解明に関する研究についてお話しいただきます。東京大学の新藏礼子先生とエール大学N. Palm先生とのセッションです。
話し手:
Reiko Shinkura, M.D.,Ph.D., University of Tokyo, Tokyo, Japan
Noah Palm, Ph.D., Yele School of Medicine
2020年6月3日 Noster株式会社様提供
Unraveling the link between the gut microbiome, human health, and disease
腸内細菌叢の構成が、循環器疾患や代謝疾患、ヒトの健康にどのように影響するか、その影響を理解し、より効果的な治療法開発の可能性について、神戸大学大学院の山下智也先生とFred Hutchinson Cancer Research Center(シアトル)のM.Hullar先生とのセッションです。
話し手:
Tomoya Yamashita, M.D.,Ph.D., Kobe University Graduate School of Medicine, Kobe, Japan
Meredith Hullar, Ph.D., Fred Hutchinson Cancer Research Center, Seattle, WA, U.S.A
2020年5月6日 Noster株式会社様提供
最新の質量分析技術による新規の機能性脂質の探索や新しい創薬標的の同定を志向した、リピドミクス新技術の開発と応用に関する研究について、慶應大学/理化学研究所の有田誠先生と、Harvard Medical SchoolのC. Serhan先生とのセッションです。同Schoolにて、Serhan先生は有賀先生の恩師でもあります。
話し手:
Makoto Arita, Ph.D., Keio University/RIKEN, Tokyo, Japan
Charles N. Serhan, Ph.D., Harvard Medical School Cambridge, MA
2018年8月8日 Noster株式会社様提供
The new era of postbiotics: Gut microbiome-derived lipid metabolites for health and wellness
100兆を超える微生物がヒト腸内細菌叢を構成していると考えられています。これら微生物とその代謝物がヒトに与える影響、重要な役割について様々なことが明らかになってきました。特に脂肪酸代謝物の宿主に対する健康促進効果を含む、京都大学小川順先生、医薬基盤・健康・栄養研究所の國澤純先生、東京農工大学(現京都大学)の木村郁夫先生によるセッションです。
話し手:
Jun Ogawa, Ph.D. Kyoto University, Japan
Jun Kunisawa, Ph.D. National Institutes of Biomedical Innovation, Health and Nutrition, Japan
Ikuo Kimura, Ph.D. Tokyo University of Agriculture and Technology, Japan
2018年5月23日 PSソリューションズ株式会社様提供
The rise of agritech: How green technology can enable more earth-friendly agriculture
人類の存続のためには農業が不可欠です。長年の技術の進歩や農薬の効力により作物の生産に大きな利益をもたらし、世界人口の爆発的な増加を支えてきたわけです。そして今では農業にIoTを取り入れ、生態学と植物生物学などの科学的知識を農業IoT技術と統合することが可能になりました。今回のウェビナーでは、環境効率が高く地球に優しい農業の普及を促進する方法としてコメの生産を例として、新しい農業IoTテクノロジーに焦点を当てます。
話し手:
Dirk B. Hays, Ph.D., Texas A&M University, College Station, Texas, U.S.A
Manabu Ishitani, Ph.D., International Center for Tropical Agriculture (CIAT), Cali, Colombia
Takashi Togami, Ph.D., PS Solutions Corp., Tokyo, Japan