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AIKO SciLingual 2月アップデートのご案内

医学・医薬に特化したAI翻訳プラットフォーム「AIKO SciLingual」について、2月22日にアップデートを行います。詳細は下記よりご確認ください。

アップデート概要
日時:
2025年2月21日(金) 13時 ※ダウンタイム無し
SciLingualのアップデート
2025年2月22日(土) ダウンタイム 10:00-13:00(JST)
その他機能のアップデート
詳細については下記をご確認ください。


SciLingualエンジンの大規模アップデート

この度、AIKO SciLingual最大の強みである医学・医薬に特化したAI翻訳エンジン「SciLingual」の大規模アップデートを実施しました。
この大規模アップデートにより、精度が向上し、BLEUスコアも全体的に向上しました。また、このアップデートにより薬剤の一般名についても90%超えの精度で訳出できるようになりました。

詳細は2月20日開催のWebinarでもご紹介予定です。

生成AI翻訳エンジンのアップデート

GPT-4oエンジンをAzure OpenAI ServiceからOpenAIに変更

これまでAIKO SciLingualに搭載されていたGPT-4oエンジン、GPT-4エンジンはAzure OpenAI Serviceを接続したエンジンでした。
このたび生成AI翻訳エンジン構築元の八楽株式会社がOpenAI社とビジネスアソシエイト契約(BAA)を締結したため、OpenAI版のGPT-4oの接続へ移行します。
これにより、これまで発生していた30日間のデータ保存(不正監視のため)も無くなり、より安心してご利用いただくことができるようになります。

GPT-4エンジンの廃止

上記AzureOpenAI版からOpenAI版への移行に伴い、GPT-4エンジンを廃止してGPT-4oエンジンに集約します。

プロンプトのカスタマイズ機能の追加

これまでAIKO SciLingualに搭載されていた生成AIエンジンはプリセットされたプロンプトを選択・組み合わせて翻訳を行うような形式でしたが、今回のアップデートからユーザー自身で考えたプロンプトを作成し、翻訳にご活用いただけるようになります。
文体トーンの指示から、対象テクストの文脈補完や、表現の丁寧さの度合いまで、すべてを自由に調整できます。プロンプトに使用できる言語は英語だけでなく日本語を含む他言語も含まれます。また、すでに記入されているプロンプトを削除して独自のプロンプトを作成することもできます。
カスタマイズされたプロンプトについては、保存を行っていただくこともできます。詳細は是非お問い合わせください。

用語集/フレーズ集による訳文の変化機能の追加

これまでYaraku翻訳エンジンにのみ搭載されていた登録フレーズ集による訳文の変化を生成AIエンジンにも実装いたします。
本機能の追加によって、登録フレーズ集が翻訳エンジンや各生成AIのデータ学習に二次利用されることはございません。

デンマーク語の追加

搭載のGoogle翻訳エンジン、Microsoft翻訳エンジン、GPT-4oエンジン、Claudeエンジンにデンマーク語が追加されます。
これにより、AIKO SciLingualは合計で36言語の翻訳に対応します。

その他

テキスト翻訳の言語切り替えボタンの動作変更

編集画面で言語切り替えボタンをクリックすると、原文と訳文も入れ替わるようになりました。左側に移動した訳文が原文として再翻訳されるため、逆翻訳機能と同じように訳文の意味を確認できます。
自動で再翻訳が実行されるため、先に訳文をフレーズ登録しておくことをお勧めします。
※この機能はテキスト翻訳でのみご利用いただけます。

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