ASCA Academyライティング講座 メディカルライティング論文課 課長へのインタビュー ※肩書は第5期当時のものです
※肩書は第5期当時のものです
医薬・サイエンス分野のライティング技術を学ぶASCA Academy ライティング講座第5期論文コースの開講が近づいてまいりました。
そこで今回、弊社で普段論文を扱っているメディカルライティング論文課課長の橘へインタビューをおこないました。
論文ライティングのコーディネートを行う立場から、論文ライターに知っておいていただきたいことなどを回答してもらいました。
ぜひご覧ください!
メディカルライティング論文課とは、どんな業務を行う部署なのですか?
やはり、論文をいちから作成する案件がメインなのでしょうか?
論文をいちから作成するライティングももちろん扱っていますが、それだけではありません。
この課では、主に、ライティングと翻訳の2つを取り扱っています。
皆さんのご興味はライティングの方にあるかと思いますのでライティング案件の説明をすると、論文のライティングのほかに、学会発表用のスライドやポスターの作成、論文の内容を紹介したりウェブセミナーの内容をまとめたリーフレットの作成、また、論文の内容を抜粋してまとめる試験概要のスライドや会議議事録作成のような、分量の少ない案件も扱っています。
論文ライティングは花形ですが、実際、それ以外のライティング案件の方が件数としては多いのです。
現在翻訳をしているという方がライターになるためには、どのようなことが必要になるのでしょうか?
まずは、翻訳とライティングは根本的に異なるということをご理解いただくことが必須になります。
翻訳は原文があって、それを訳していくわけですが、ライティングの場合は原文がありません。
クライアントから提供されるアウトラインや参考資料をもとに、自分で文章を作成していくことが求められます。
ライターに向いている人というのは、どのような人だと思いますか?
新しい知見に興味を持てる方、クライアントの要望に合わせて案件に柔軟に対応できる方はライターに向いていると思います。
論文ライティングやリーフレット作成などの案件では、1st draft作成後、クライアントレビューを挟んで2nd、3rd draftを作成していくという工程が基本ですが、クライアントとファイルのやり取りをする間に、内容が当初の予定から大幅に変わってしまったり、突発的にスケジュールが変更になったりすることも多々あります。
そのため、内容やスケジュール変更に柔軟に対応できる、急ぎの案件でも対応可能だ、という方はライターに向いているのではないでしょうか。
続きは随時更新予定です。お楽しみに!
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※第5期の申込は終了いたしました。