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AIKO SciLingual導入事例 - エイツーヘルスケア株式会社 様 -

CROとしてAIKO SciLingualを初めて導入いただいたエイツーヘルスケア株式会社様で、導入の背景や使用実感などをお伺いしました。
エイツーヘルスケア株式会社様は、「一日でも早く、一人でも多く」をコンセプトとして掲げ、優れた医薬品・医療機器を少しでも早く患者さんのもとへ届けるために徹底的な効率化に取り組まれておられる総合CROです。

今回、インタビューにお答えいただいたのはレギュラトリーアフェアーズ部メディカルライティンググループの大塚様です。

The Life First Company

AI翻訳エンジン導入の際のポイントを教えてください。

「以前からAI翻訳ツールは業務で利用していました。しかし、年間の文字数制限があったため、年度末までに残りの翻訳可能な文字数との兼ね合いを調整しながら利用する必要があり、私たちの部署がたくさん使ってしまうと、他の部署が利用可能な文字数が減ってしまうということも気がかりでした。」

文字数制限がなくなり、作業時間が5割減

「文字数を気にすることなく、メディカルライティンググループで独自に使用できるもっと使い勝手の良いものを導入したいという要望があがり、3つほどツールを検討。最終的には翻訳精度・機能・費用のバランスと、AI翻訳の提供元が翻訳でも取引があるアスカコーポレーションであることと、何か困ったことがあった際には提供元のアスカコーポレーションによる日本国内からのサポートが得られるということでAIKO SciLingualを契約することにしました。
結果として、翻訳量の制限があった頃と比較すると翻訳の量は格段に増加し、大量の文書の内容把握にAI翻訳を使用しやすくなったため、人によっては作業時間を5割も削減することができました。また、正確な論文を作成するための時間も2割削減することができ、さらに以前と比較するとAI翻訳の利用に対するコストも40%~50%ほどカットすることができ、今や欠かすことのできないツールとなりました。」

効果的な活用方法があればご紹介ください。

「現在AIKO SciLingualは主にメディカルライティングの業務全般で利用しています。たとえば、英語のCTDから日本語のCTDを作成するときに、まずAIKO SciLingualでざっと訳して、それをベースに日本語のCTDを書く際に大変役にたっています。他にも、論文作成時に参考文献の意味をざっと掴みたいときや、作成した英文の精度を逆翻訳で確認することなど様々な用途で活用しています。」

今後の取り組みなどがあればお知らせください。

「現在、薬事や解析の一部門にもアカウントを付与し、メディカルライティングの部署以外でも業務の中でAIKO SciLingualを使用しています。
使いやすくセキュリティも担保されているツールですので、今後は他部門や台湾の子会社でも導入して、英語関連業務の効率化につなげられたら良いと考えています。また用語・フレーズの登録をさらに進め、ドキュメントの種類別やクライアント別の用語集も作成していきたいです。」

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ありがとうございました。大塚様に、作業時間やコストの大幅な改善を、数値化して示していただいたことが私たちの大きな励みになりました。海外での使用も視野に入れていただけるのは嬉しい限りです。AIKOの進化を実感いただきながら、業務の効率化のお手伝いができればうれしいと思っています。様々な部署の方が使って便利だと思っていただけるよう、弊社も全力でサポートして参ります。今後とも宜しくお願い致します。

AIKO SciLingualについてはこちら

エイツーヘルスケア様のHP

訊き手:株式会社アスカコーポレーション ソリューション事業部 池内 義隆
編集 :株式会社アスカコーポレーション ソリューション事業部 古谷 慶之


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