アルツハイマー病治療の進展とAIによる音声解析:第10回AAMTセミナー無料開催
世界の認知症患者数は現在4,700万人、2030年には7,500万人を超えると予想され、日本でも2025年には現状の約1.5倍、700万人を超えるそうです。MCI(軽度認知障害)患者数を加えると、約1,300万人、近い将来には65歳以上の3人に1人が認知症患者とその予備軍になるというデータも発表されています。
今までは有効な治療法はありませんでしたが、昨年より画期的な新薬が承認され、早期であれば進行を遅らせることが可能になりました。そこで、早期を検出するための検査ツールが重要なカギになりますが、そこで開発されたのがAIを使った音声解析による検査ツールです。5つの課題に音声で回答することで自己検査可能な、認知機能障害の早期検出を支援するモバイルアプリ(プロトタイプ)が開発され、大きな成果が認められています。
今回のAAMTセミナーは、専門医師とAI研究者お二人をお招きし、画期的な治療薬と、早期発見のための発話音声で見分けるAIの音声解析についてお話しいただきます。
AIの技術応用としての社会的意義をより多くの方に伝えたく、今回は無料でのセミナーとさせていただきます。研究者の方だけでなく、企業の皆様、また65歳以上、3人に1人の認知症患者になるかもしれない方々も是非ご参加ください。
第10回AAMTセミナー
新規アルツハイマー病治療薬の進展を見据えた認知症診療の展望
~音声解析を用いた早期診断~
日時:2024年7月19日(金曜日)14:00~15:30
形式:Zoomオンライン、講演後2週間のオンライン配信
講師:
新井哲明先生(筑波大学医学医療系臨床医学域精神医学 教授)
山田康智氏(日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所 シニアリサーチサイエンティスト)
対 象:
AI・機械学習技術を医療分野に活用した事例に興味関心のある方
認知症の早期診断に向けた取り組みに興味関心のある方
音声認識、音声解析技術に興味関心のある方
アルツハイマー病治療薬に興味関心がある方
受講費:無料
詳細は下記より
お申込はこちらから
作成:AAMT理事、セミナー委員長 石岡映子