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第32回翻訳祭ルポ【その2】

こんにちは!翻訳コーディネーターのMです。
現在オンラインでも開催中の第32回翻訳祭。
10月27日(金)に行われた現地会場開催参加してきました!

翻訳祭に初めて足を運んだ感想を、少しでもお届けできればと思います。

オンラインと異なるラインナップのセミナー

現地で開催されたセミナーは、オンラインのものとはまた違ったラインナップでした。
アーカイブで配信されてるものもありますが、中には当日限定の講演もありました。
その中で、私が参加したものをご紹介します。

「日本語翻訳の重要性を言語権から考える」
【プレゼンター】HALライティングカレッジ代表、英日日英翻訳者 豊田憲子氏

本セミナーでは「言語権」にフォーカスをあて、
広く一般に利用される機会の増えたAI翻訳と
翻訳者や翻訳会社はどう向き合っていくかを解説した内容でした。

AI翻訳との今後の付き合い方を、
稀少言語である日本語と言語権という切り口から解説した興味深いセミナーでした。
どんどん便利なツールへと進化するAI翻訳をきちんと使いこなすには、
私たち自身がリテラシーをきちんと身につけることが重要であること。
そうすることで、私たちの母語の未来を守ることに繋がると改めて認識した内容でした。

様々な想いに触れた交流パーティー

セミナーが全て終了した後に行われた交流パーティーでは、
翻訳者、翻訳会社、業界関係者で大変な賑わいでした。
異なる分野で活躍する翻訳者の方とお話しする機会もありましたが、
「こうしたい!」という軸を確かに持って想いを語られる姿は
普段PCの向こう側では想像のできない姿だなあと感じました。


初めて現地開催に参加した翻訳祭で、
異なる分野で活躍する方とも交流を得られたのは、とても新鮮でした。
現地開催で得られた気づきを、業務でもぜひ活かしていきたいです。

文:M

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