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脳に治療薬を届ける組織感知T細胞のプログラミング - Department of Neurological Surgery at University of California, San Francisco / Parker Institute for Cancer Immunotherapy 岡田秀穂 先生

サイエンス誌(Science)に掲載された日本人著者からの日本語タイトルとコメントを紹介します

Programming tissue-sensing T cells that deliver therapies to the brain
脳に治療薬を届ける組織感知T細胞のプログラミング

SCIENCE 6 December, 2024, Vol 386, Issue 6726

この研究では、Tリンパ球に遺伝子導入によって発現させた脳特異的タンパクを認識する合成ノッチレセプターのシステムを用いて、治療目的のタンパク(キメラ抗原受容体か免疫抑制性のサイトカイン)が脳組織内で限局的に発現されることにより、従来より安全で効果的な治療効果(抗脳腫瘍効果か自己免疫抑制)を達成することが示された。

Department of Neurological Surgery at University of California, San Francisco
Parker Institute for Cancer Immunotherapy
岡田秀穂

https://www.science.org/doi/10.1126/science.adl4237